便秘が体に与える悪影響について

■腸が老化して大変なことに
 近年、生活環境や習慣の影響から、若い女性でも腸が老化している方が増えているそうです。
 次の項目に心当たりが有ると思われる方は、既に腸が老化し始めているかもしれません。

  •  毎日の「お通じ」が無い
  •  便の量が少ない、スッキリしない
  •  便のニオイが強い
  •  風邪をひき易い とか、体調を崩し易い
  •  肌が荒れ易い
  •  花粉症に罹っている
  •  イライラ、くよくよし易い
  •  ストレスを感じ易い
  •  寝つきが悪い
  •  顔や脚がむくみ易い
  •  体が冷える

便秘が身体に及ぼす悪影響

 では、腸が老化する」とどうなるのでしょうか?

 先ず「便秘」になり易くなります。

 体に良くない筈の便秘に悩む人は、女性の約半分、男性の約1/4ともいわれ、若い時は圧倒的に女性が多いのですが、40歳代頃から男性が増えだし、70歳代からは男女比がほぼ同じになるようです。 乳酸菌を摂取して便秘の改善に努めているという当店の店主のような者も稀におりますが、便秘と長く付き合っていることで諦めかけている方も多いのではないでしょうか。 便秘は身体にさまざまな悪影響を及ぼすため、決して放置してはいけません。

 では、便秘がどんな悪影響を及ぼすのでしょうか?。

 便秘になる最初の原因は、大腸の収縮運動(蠕動運動)の他にも原因が有ります。 排便を我慢し続けて習慣化してしまうケースと、ストレスによる体調の変化や、糖尿病やうつ病など病気に依り便通異常が起こることもあります。
 腸内に便が長く留まると便が腐り、腸内環境は更に悪化していきます。 強い刺激物である便が長く溜まり続けると、益々悪玉菌が増えていきます。また、便が腸に留まることで、水分が更に吸収されていって、益々硬くなり排出され難くなる一方の“腸の悪循環スパイラル”に陥って腸内環境が更に悪化して、便秘が益々ひどくなってしまうのです。

 便秘なると便の腐敗が始まり、悪玉菌が活発化してきます。 こうなると、腸内細菌叢(腸内フローラ)のバランスが崩れ、悪玉菌によって腸内に増えた有害物質が腸管から血液に吸収されて全身に運ばれる量が多くなります。 3日以上便が出ないと、便が異常発酵して有害物質が発生しているのです。
 その結果、各臓器や肌がダメージを受けるリスクが高くなります。
 その他に、精神を安定させる働きの「セロトニン」というホルモンをはじめ、全身の免疫細胞の約6割が腸粘膜に集結しているため、腸の老化により免疫力が低下して、病気やアレルギーに罹り易くなったり、イライラ、くよくよし易くなるのです。

大腸の壁がむくむ「むくみ腸」となる

 便は強い刺激物ですから、腸に溜まると腸管壁を圧迫して腸の血流障害を起こします。 腸管の血流が悪くなると、便の水分の吸収が悪くなり、腸壁がむくみ動きが悪くなる「むくみ腸」となって、腸の蠕動が弱くなります。
 もう一つの、腸の血流障害を加速させる原因として「下剤」の使用があります。 下剤は、腸に刺激を与えて便を排出させますが、慢性的に過剰服用すると腸の粘膜に炎症を起こします。 その炎症の影響で血流が更に悪くなるのです。

 此の「腸のむくみ」が、しつこい便秘体の冷えなどの原因になっていると云われます。

体臭や口臭が臭くなる

 腸内に便が溜まったままだと、悪玉菌が増えてきます。 悪玉菌が増加してくると、食べ物のカスである便を腐敗させて、悪臭を放つガス有害物質が発生してきます。 この悪臭を放つガスは、腸壁から血液に吸収されて、身体中を駆け巡って結果的に、便秘は体臭や口臭を臭くさせるのです。

肌が荒れる

 悪玉菌はガスだけでなく、有害物質をも発生させます。 この有害物質もガスと同様に血液に吸収されて、全身に巡ります。 有害物質は肌の機能を落とし、肌を荒れやすい状態にさせてしまいます。

痩せ難くくなる

 ガスや有害物質を含んだ血液をキレイにしようと、解毒器官である肝臓はいつも以上に働きます。  しかし、それは肝臓に負担を掛けることになります。 肝臓に負担が掛かってしまうと肝機能の働きが弱くなり、糖や脂肪の代謝機能が落ちてしまい、痩せ難くなるという訳です。  つまり、便秘はダイエットの大敵なのです。

 最近の研究に依れば、腸内細菌のバランスは、代謝や免疫といった体の機能に大きな影響を与えていて、肥満の人には、特定の菌が多いことが判ってきました。言い換えれば、“太りやすい体質”が、腸内細菌に左右されている可能性があるということです。
 遺伝子によって決まる体質と違い、腸内細菌は流動的で、食べ物などに依ってそのバランスが大きく変化するため、そのバランスに依って体質が変化するということを知ることは、ヨーグルトや納豆を食べる意味も、自ずから理解できると思います。

ガンになるリスクが高くなる

 便には、本来排出されるべき発ガン性物質も含まれています。  便秘の状態は、この発ガン性物質を体内に溜め込んでいる状態なので、必然的にガンになるリスクを高めています。  また、慢性的な便秘は、大腸の腸壁にポリープを出来易くします。

 ポリープが悪性のものになってしまうと、ガン化する恐れもあります。  便秘が必ずしもガンを引き起こすという訳ではありませんが、その危険性が高まるということは否めません。

腸を若返らせる生活習慣とは?

 では、便秘等により老化した腸を若返らせるには、どうしたら良いのでしょうか? その為の生活習慣は下記のようになります。

  1. 朝、コップ1杯の水を飲み、便意を促す。
  2. 3食きちんと摂って、栄養バランスの良い食事をする。
    大豆・野菜・芋・果物といった植物性食品や食物繊維の多い食品、納豆・ぬか漬け・味噌などの発酵食品を積極的に食べる。
  3. 適度な運動をして、腹筋を鍛える。
  4. 自律神経のバランスが乱れると腸の働きが悪くなるため、休養を取ったりしてストレスを溜めないようにする。
  5. 腸年齢が若いほど、元気な体と美肌を保つことが出来る。
    スキンケアを考えるなら、先ずは体の中の腸のケアを優先させることが大切。
  6. 積極的に、善玉菌を増やす「乳酸菌」を継続的に摂取して、腸年齢を若く保つ。
  7. 20時以降に食事を摂らない。
  8. 動物性たんぱく質(特に肉類)を摂り過ぎない。
  9. 食物繊維とオリゴ糖で、腸内の善玉菌を増やして活発にする。


100%乳酸菌食品 ニブロン  腸年齢を若く保つには、便秘の解消が大切です。 その為には善玉菌を増やすことになる、多量の乳酸菌の摂取するプロバイオティクス健康法が効果的です。  慢性の便秘にて身体に悪影響が及ぶ前に、沢山の乳酸菌を継続して摂取して便秘を解消し、老化防止に努めましょう。

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