乳酸菌について

腸内環境を整えてくれて、便秘を改善するだけなの?

 誰もが一度は「乳酸菌」という単語を耳にし、それが入ったヨーグルトを食べていると思いますが、「乳酸菌」そのものについて詳しく知らないと思います。 せいぜい便秘に効いて、腸内環境を整えてくれるものという認識ぐらいしかないのではないでしょうか。
 でも、乳酸菌についてもう少し詳しく知ることが出来れば、更なる健康増進や病気予防、老化防止に役立ち、女性なら美肌美人への切符を手に入れる事が出来るので、読み進んで行ってください。

乳酸菌とは

 乳酸菌は、「菌」と呼ばれるくらいですから「細菌」に分類されます。  細菌と聞くと悪いイメージを持ってしまうかもしれませんが、 細菌の中にも身体に良い影響を与えるものがあり、乳酸菌はその中のひとつです。

 Wikipedia に依れば、「乳酸菌」という名称は、細菌の生物学的な分類上の特定の菌種を指すものではなく、その性状から名付けられたもので、発酵によって糖類から多量の乳酸を作り、且つ、悪臭の原因となる腐敗物質を作らないものが、「乳酸菌」と呼ばれるとのこと。
 乳酸菌は、発酵様式から、乳酸のみを最終産物として作り出す「ホモ乳酸菌」と、アルコールや酢酸など乳酸以外のものを同時に産生する「ヘテロ乳酸菌」に分類されます。又、その細菌の形状から、球状の「乳酸球菌」と桿状の「乳酸桿菌(-かんきん)」に分類されることもあります。
 「乳酸菌」は、発酵によって多量の乳酸を作るだけでなく、比較的低いpH条件下で増殖します。これらの菌にとって乳酸は発酵の最終産物であると同時に、乳酸を作り出して周りの環境を酸性に変えることで他の微生物の繁殖を抑え、自分自身の増殖を有利に導く役割を持っています。  

 分類の仕方によって、色々な呼び名(種類)が存在し、現在までに命名・提案されている乳酸菌の種類は、26属381種50亜種に分類されています。(※注1)
 乳酸菌が増殖するためには、さまざまな種類の栄養素を必要とするので、動物の体内や植物内といった住む場所で分類される場合もあります。

乳酸菌の棲む場所での分類

  大きく動物性乳酸菌と植物性乳酸菌の二種類に分けることができます。

  • 動物性乳酸菌

     動物性乳酸菌は、動物の乳に含まれている栄養素を必要とするので、動物の乳内に存在しています。 ヨーグルトやバター、チーズといった動物の乳を使用した食品に含まれています。 栄養素がある場所でしか生きられず、乳糖だけを分解するという特徴を持っています。

  • 植物性乳酸菌

     植物性乳酸菌は、その名からも想像できる通り、植物内に存在しています。 動物性乳酸菌と違いは、栄養状態が悪い場所でも生きることができます。 塩分に強いというような特徴も持っていて、漬物や味噌といった食品の中でもその存在が確認されています。

細菌学的な分類に依る主な種類

 一般に、乳酸菌と呼ばれて利用されることが多い代表的な6属について紹介します。

100%乳酸菌食品 ニブロン
  • ラクトバシラス属 (Lactobacillus)
  • ペディオコッカス属(Pediococcus)
  • リューコノストック属 (Leuconostoc)
  • ビフィドバクテリウム属 (Bifidobacterium)
  • ラクトコッカス属 (Lactococcus)
  • エンテロコッカス属 (Enterococcus)


 当店は、エンテロコッカス乳酸菌100%の乳酸菌食品「ニブロン」を通信販売(通販)しています

 当店の店主は、この「ニブロン」を20年以上も愛飲し、プロバイオティクス健康法を実践し続けています。良いものだからこそと口コミにても、お勧めしています。  

 「ニブロン」というサプリメントにて、善玉菌を手軽に増やすことができるという健康に与える効果を一度お試し頂ければと思います。 でも、この「ニブロン」のTH-69菌がご自分の体に合うのかどうか分からないから、先ずは少しだけ購入することが出来る「お試し用小分け販売も致しておりますので、「お試し」から始められるので便利で安心です。


 ※注1)モダンメディア 57 巻 10 号 2011[その他]277
    「プロバイオティクスとして用いられる乳酸菌の分類と効能」 辨野義己 著